国産しか食べたくない?!
我が家では、ヤマトに1日5回、少量
に分けて餌を与えています。
1日の最後にはいつもウェットフード
をあげているのですが…ある日こんな
ことが起こりました。
就寝前、いつものように夫がヤマトの
部屋でウェットフードをあげた後、
食器を取りに行くと「えー？」という
声をあげました。
どうしたのかと私も見に行くと、ヤマト
のフードボウルには餌がそのまま残って
いました。
夫の話では、最近、ほんの少し前にも
同じ餌をあげ、食べ残したことがあった
そうです。
今回は、全くと言えるほど食べた形跡が
なく残っていました。
そして、夫が「ヤマト、何で食べない？
食べないなら捨てるよ」と言うと、
仕方がない…という感じで僅かに餌を
食べたものの、結局残してしまいました。
ヤマトは具合が悪いのか、お腹が空いて
いないだけなのかと思ったのですが、
念のため夫が別のウェットフードを
あげると…先ほどとは打って変わり、
ガツガツと食べ始め、ぺろりと平らげ
てしまいました。
これは一体どういうこと…？
問題のフードは上の写真の商品です。
全く同じメーカーの商品で、材料も
「かつお節」と「まぐろ」は同じです。
異なるのは原産国で、焼津のまぐろは
「国産」、黒缶は「タイ産」でした。
夫の推測では、ヤマトは「国産（日本製）
が好き」なのではないかと。
ちなみに、餌をあげるとき（リビング
に電気が点いているため）夫はヤマト
の部屋には電気をつけません。
つまり、ヤマトは色や形状を見ずとも
においで好きな「国産」か「タイ産」を
判断しているようなのです。
まるで「格付けチェック」のようです。
ネットでは「猫は食べ物の好みがうるさい
美食家」という書かれ方をされることが
ありますが、我が家のヤマトは基本的に
雑食で、何でも喜んで食べます。
以前、ペットショップからサンプルで
もらったフランス製のカリカリだけは
食べませんでしたが、ウェットフード
で食べないのはこの商品が初めてです。
それも、メーカーは同じなのに、国産は
大好きだけど、タイ産は食べたくないとは。
ヤマトを我が家に迎えてから、飽きない
よう毎食フードの種類を変え、カリカリ
はドイツ製、ニュージーランド製、カナダ
製、ウェットフードやおやつは日本製など
与えて来ました。
そのためかどうかは分かりませんが、
1年ほど前まで野良猫だったヤマトは、
すっかりグルメな飼い猫になりました。
つづく
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